「雨の休日」の魅力と魔力
サイクリングとかバーベキューとかサバゲーとか、いざ現場まで行くとものすごく楽しむけど「外に出るまでが常人の何倍も億劫に感じる人」いません?
それ私です
最近になって自分の時間を多めに持てるようになってからは、最寄駅の沿線に散歩に出かけたり、都心にセミナーや買い物に行ったりなど積極的に出かけようと思うことが増えました。
所謂学生の頃ですよ、外に自分から出向くことは全くと言っていいほどありませんでした。今になって大人の外の遊び場の勝手が分からずに苦心しております。クラブとかバーって何を楽しめばいいのやら…
案の定、現在になっても付き合いのある友人は専門学校で出会ったインドア二人です。大人になったら出会いが減ると聞いてはいましたがこれほどとは、恐ろしい。
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ですが私も人並みに大人と言われるくらいの年になって、休みの日の貴重さというものは思い知るようになると、ふと朝起きた時の景色というものが新鮮に感じ始めました。
その中でも特に秋口の雨の降っている朝7:00。この時間がたまらなく好きなのです。
雨と言っても豪雨ではなく小雨から標準くらいまでの雨量。あの「しとしと感」が大好きなんですよ。枕元の窓の外で程よい水気と冷気が漂ってくるあの感じが。
昔の私は学校の黒板と同じ時間だけテレビ画面を見ていたくらい外に用がありませんでしたので「外に出ない理由」があると思う存分休みを謳歌できたわけです。今では外に出かける時間の方が欲しくてたまらないってんですから皮肉極まりないですけどね(笑)
そうして休みを家で過ごしていくうちに「愚鈍なアウトドア」という不可思議な人格が構築されていくわけです。自らは外に出たい欲求を持っているはずなのに自分から行動する方法がわからないと。
これが大人になるとなかなか厄介なのです。欲求は膨らんでいくからなんとかそれを摂取しようと「情報」ばかりを探し始める。今は手元だけで簡単に手に入れられますからね。ですがそういったものだけでは「真実」にはたどり着けない。なぜなら「情報」を発信しているのは常に「個人」であって「現象」でも「場所」でも「事実」でも無いからです。
もっと言うと「人が不特定多数に向けて発信した情報が100%真実ということはありえない」ということ。情報に発信者の主観が入るからです。真実の情報を手に入れるには自分で行動するしかない。ですのでインドアって与えられる情報だけで生きている罪な人種なんですよ。だからこそ楽しめるものもあるんですけどね。
出かけなくていい口実を休日の雨に見出していたことで結果真実から遠ざかるというのは良い側面も悪い側面もあります。私としては物事の良い部分を見るようにしたいので情報は情報として楽しみたいですね。
明日は雨かな?
できればゲリラ豪雨は避けて欲しいものです。